退職前にやってよかった5つの準備|元公務員ワーママのリアルなアドバイス

退職前にやってよかったこと5選とかかれたアイキャッチ。筆者が退職準備をノートに書きだす様子 仕事の悩み

みなさん、こんにちは。

元公務員のチーコです。

一度は誰しも経験しますよね、「仕事辞めたいな…」と思ってしまうこと。

大抵の場合は、嫌な仕事が片付いたり、余暇を楽しんだりなどで、実行に至らないケースがほとんどだと思います。

ただ私の場合は、業務量や人間関係から適応障害を発症してしまい、辞める以外の選択肢しか思いつきませんでした…。

私は病気が契機だったので、正直準備する余裕もなく、なんとか心を保ちながら退職の日を迎えたという感じですが、今更ながら、あれをしておけば…、これをしておけば…と後悔してることも多くあります。

なので今回は、そんな子育てと仕事の両立に疲れ、退職したいワーママからの退職準備に関するご相談を取り上げたいなと思います。

退職準備中の<br>ワーママ
退職準備中の
ワーママ

子育てと仕事の両立に疲れ、退職したい気持ちはあるけど、本当に辞めて大丈夫なのか不安です。退職前に準備しておくべきことを教えてほしいです。

チーコ
チーコ

退職は、人生において大きなターニングポイント。
感情のまま勢いで決めるのではなく、「ちゃんと準備をしてから決断すること」が、後悔の少ない選択につながります。

そこで今回は、私自身が退職前にやってよかったな、あるいは、やっておけばかったなと感じている「5つの準備」をお伝えしたいと思います。

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👇この記事はこんな人にオススメ

✅仕事と育児の両立に疲れ、「退職したいけど不安…」と悩んでいるワーママ
✅退職を考えているけど、何から準備すればいいか分からないワーママ
✅フリーランスや副業に興味はあるけれど、一歩踏み出せずにいるワーママ

この記事を書いた人
元公務員チーコ

🌸30代・2児の母
🌸元公務員 → 子育て中のブロガー
🌸公務員として12年勤務。窓口業務、総務部署、企画部署で勤務経験。
🌸フルタイム、時短勤務、など働き方に悩んだ経験あり
🌸産休・育休、適応障害で休職、退職を経験

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やってよかった退職前の準備5選|「勢い」より「準備」がカギ

家計の見直しと生活費の把握

まず最初が、家計の見直しです。

固定費(住宅ローン・保険・通信費など)をひとつひとつ洗い出し、「1ヶ月の最低限の生活費はいくらなのか?」を明確にしたいですね。

家計簿アプリを使って支出の“クセ”を見える化したことで、お金の流れがクリアに。これが、退職後の漠然とした不安を減らす大きな要因になると思います!

無収入になっても最低限暮らせる金額を把握しておくことが安心に繋がる!

チーコ
チーコ

ちなみにこちらが当時実際に洗いだした家計簿です。

我が家の1か月の最低限の生活費は「38万円」と把握でき、生活防御費の確保に勤しみました。


貯金の確保と退職後の生活シミュレーション

次に大事だったのが、貯金です
私は生活費の6ヶ月を生活防御費として現金で貯めることを目標にしました。
さらに、出費の多い時期(税金、保険料、子供関係)をリスト化し、退職後に何ヶ月無収入でも生活できるかをシミュレーションしました。

貯金は“心のゆとり”。備えておくと精神的に全然違います!

チーコ
チーコ

我が家の1か月の生活費は38万円ですので
38万×6か月=228万円を確保しました。

我が家はこれまで公務員共働きで生活防御費は不要だと考えていたので、資産のほとんどを投資信託や株にしていましたが、退職をきっかけに現金比率を高めることにしました。


スキルや実績の棚卸し

これまでの経験を振り返ることも、退職前にやっておきたいことの1つです。
業務内容や資格、得意なことはもちろん、趣味や日常の中で「これなら人の役に立てそう」と思えることを、すべて紙に書き出しました。
同時に、「今後やってみたいこと」もリスト化。自己理解が深まったことで、退職後の方向性をイメージしやすくなりました。

自信を持つための“材料”を目に見える形にすることが大切!


情報収集と未来の働き方を考える

「辞めたあとどうするのか?」を具体的に描くために、あらゆる働き方をリサーチしました。
フリーランス、在宅ワーク、パート、再就職…それぞれのメリット・デメリットを比較しつつ、SNSやブログ、YouTubeなどで実際の声をチェック。
理想の1日のスケジュールを想像してみたり、副業にトライしてみたりすることで、「自分に合う働き方」が少しずつ見えてきました。

「退職後の選択肢」を知ると、不安よりワクワクが増えていきます

チーコ
チーコ

フリーランスで稼ぐ手段はネット社会ですのでたくさんあります。私は書くことが好きなのと、初期費用が安いため、手始めにブログを開設しました。


家族との対話・理解を得ること

退職を現実的に考える中で、一番時間をかけたのが家族との話し合いでした。
夫とは何度も話し合いを重ね、自分の気持ちと準備状況を丁寧に伝えました。

  • 生活防御費の確保により当面は生活に困らない
  • ブログの開設で収入が見込める
  • 夫が時短勤務を辞め、さらに残業もできるようになるため夫の収入は増える
  • 子供の送迎や急な呼び出しにも対応しなくてよくなる

このように感情的ではなく、現状を丁寧に説明することで夫も背中を押してくれました。

子どもにもできる範囲で「これからの生活」について共有。「お迎えが早くなって嬉しい!」「家にママがいてくれて嬉しい!」その言葉に背中を押されました。

大好きな家族が背中を押してくれることでより一層頑張ろうと思えます。

まとめ|不安を「準備」で減らせば、退職後も前を向ける

いかがでしたでしょうか。
それではこの記事のまとめです。

 

退職は「勢い」よりも「準備」がカギ。不安を減らすためには、事前準備が大切。
✅家計を見直し、最低限の生活費を把握することで、安心感が生まれる
貯金や現金比率の見直しで「心の余裕」が生まれる。備えは力!
✅スキルや実績の棚卸しで、自分の可能性や次のステップが見えてくる
家族との対話と理解が、退職後の大きな支えになる

退職は勇気のいる選択。でも、準備をしていたら不安は半分以下になります。
焦らず、自分のペースで、未来に向けた準備をしてみてください。

そして何より、「自分の人生を大切にするために動いている」という事実だけで、十分素晴らしいことだと思います。自分の価値観に信念をもっていいんです!

少しでも退職に悩むあなたの参考になれたら幸いです。

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